Thunderbirdでメールが受信できない(止まる? 詰まる? 応答なしになる)

投稿者: | 2026年7月29日

Thunderbird の最新、153 にするとメール受信に時間がかかる件

ひとつ前に書いた記事に少しプラス。

Thunderbirdのメールが詰まる…受信が途中で止まってしまった

Thuderbird を最新の 153 にアップデートした場合や新規にダウンロードしてインストールした場合、もしくは自動アップデートがかかり再起動で適用される…なども含めて 153 になるとメールの受信に時間がかかるという現象があります。

  • 受信の一連の処理の中で「待ち」の状態になるようです
  • 複数アカウントの巡回受信の場合、全てで起こるわけではありません。起こるアカウントも毎回変わります
  • 「応答なし」になっても、数十秒から2分程度で戻ってくるようですが、正確な時間はわかりません

見た感じ、「詰まる」ような状態です。その詰まっている状態のときは、メールを書くことも、他のアカウントのメールをみることもできません。

自分なりに検証した結果 Thuderbird 153 で起こる 

Thunderbird に原因があるのか、Thunderbird が呼び出しているライブラリなどの問題なのかは不明です。ハード依存やドライバへの依存は(自分で試してみた結果)考えづらいです。

発生したのは Ryzen 7 9700X のマシンです。そして、昨日、Ryzen AI 7 350のノートPCでも発生しました。
ともに、「インストールされているアプリ」を見たところ、140台(146など)でインストールした形跡があり、その後、自動アップデートで適用しています。

153 をアンインストール後に、152 をインストールしたら状況は解消しました。
他の140台のマシン6台では現象が発生していません。

152 インストール時の注意

一度、153で起動してしまうと(一度、新しいバージョンで起動してしまうと) Thunderbird は古いバージョンで起動した場合、プロファイルの読み込みをやめて起動を止める(終了ボタンを押すか、新しいプロファイルを作るかの選択を迫る)状態になります。

これを回避するためには、起動時に、 -p –alllow-downgrade のオプションを付けて、Thuderbird をコマンドラインから起動する必要があるようです。
そこでプロファイル選択画面が出たら、従来のプロファイルを選べば、メールを継続して利用できます。
ただし、これは自分の例であって、Thuderbirdが「過去にインストールやアップグレードされたバージョンで設定・送受信したメールが、それ以前のバージョンのThunderbirdでも問題なく動作する」としているのではなくて、今回のようなケースでの特例的な自己責任での起動、というものなのでしょう。

なお、140台のmsiをダウンロードしてインストールしようとした際には、インストーラーが途中で消えてしまいました。(エラーすらでない。)
また、146でセットアップした際には、 -p –alllow-downgrade として、プロファイルを選んでも起動しませんでした。
この点は、環境によって違うと思いますが、ここを突き詰める気はないのでこれ上調べません。ご参考までに。

もしこれがThunderbirdのバグなら

結構大きな話題にならないでしょうか? 「俺以外にもこの現象が起きている人がいるのかな?」という点がとても気になっています。

前の記事でも書いたとおり、自分もインフラSEと言っていた時代や、自分でプログラムを組む立場だったことからすれば、気楽に「バグだ」とは言えません。
Thunderbirdが原因だろうなとは思うけれど、例えば、何かのライブラリとの相性と言われる問題である可能性もあれば、「うちのPCで起きる特殊な事情」もあるかもしれません。
メールと設定のフォルダは移動しているし、それはVeraCryptで暗号化したドライブに入れていて、Thunderbirdの本体は暗号化していないCドライブ。

外でも発生していれば、公式が発表したり、バージョンアップで改修されたりするのだろうなと考えています。

自分は、ダウングレードで解決できたみたいなので、メモのつもりで書いておきます。
もし、見に来た人も同じような状況であれば、試してみる価値はあると思うけれど、メールが消えたから責任取れとか、もっと細かく教えろとか言われても対処できないので、自己責任でお願いします。