NETGEAR M4300-28G ( GSM4328S ) のループ防止ガードと遮断後の復旧方法

投稿者: | 2022年5月3日

ポート遮断後の復旧方法

NETGEAR M4300-28G ( GSM4328S ) のループ防止ガードの動作の説明は要らないから、とりあえず遮断後の復旧方法を知りたいという人は以下の通り。

詳細は説明後に書くので、画面のポイントだけを掲載します。

ループ防止ガードのテスト

とりあえず4ポートずつVLANが別れていますがそれは置いておいて…
このL3のサービスでDHCPが有効になっていてIPアドレスが配られ、上位は民家用のauひかり1Gにつながっています。

まずはポートにPCを直結します。
1番目のポートが緑になっています。25番目のポートは上位に、OBB(メンテ用ポート)はこの画面をキャプチャするために接続しているものです。

PCから www.shonanfujisawa.net にトレースしてみました。
正常につながっています。

3番ポートにL2スイッチ(NETGEAR GS308v3)をつなげました。

このL2スイッチの開いているポートどうしをループさせてみました。
M4300-28Gの配下のL3でループされたことをM4300-28Gは検知しています。
ポートはDeviece Viewでは赤くなり、閉塞というのか遮断されているためこのポート配下には通信できません。

リモートデスクトップのセッションも切れました。

しかし、1番のポートにつながっているPCは正常に使えています。

遮断されたポートの復旧

まずは原因を取り除いて下さい。
ここでも、L3(GS308v3)でループさせているLANケーブルを外しました。

その上で、System > Device View で赤になっているポートを右クリックして、Port Configuration を選びます。

ポートの一覧が出てきます。
Admin Mode の列で D-Disable になっているポートが遮断されているもので、先程の画面で赤のポートを右クリックしたところ、その行にチェックが入った状態で Port Configuration が表示されました。

Admin Mode を Enable に変えます。

右上の Apply をクリックします。

ポートが Enable になれば通信が再開されます。

Device View ではポートが緑になりました。

リモートでつなげることができ、繋がったマシンから www.shonanfujisawa.net までトレースをしてみました。

M4300-28G のポートでループさせた場合

実際にこんなことにはならないでしょうけれど、試してみました。
M4300-28Gの 2番目のポートと 3番目のポート を繋いでループさせました。

しかし、緑のままです。

Port Configuration の Enable のまま

使えているマシンからの tracert でもなんら変化はありません。