浦和にある、無化調でかんすいを使わないラーメンの味六屋(みろくや)

投稿者: | 2019年7月5日

さいたま市浦和区の市街地にポツンとあるラーメン屋さん。

駐車場もないし、細い道だし、駅からも遠いし、店の存在を知る人も少ないと思うけれどひっそり佇むお店です。
今は夏ですが、飽きのこない味。夏には『ざるラーメン』があります。冬には『味噌ラーメン』があります。その他は、醤油と塩の2つのラインナップのみ。限定とか別メニューみたいなものは、一度しか見たことがありません。
卵かけご飯、海苔飯、水餃子というオプションはあります。

【味六屋】と書いて、【みろくや】と読むそうで、味覚は五種類だといわれるものに由来する六番目を意識した名前だそうで。

これが醤油ラーメンと生海苔。

焼き海苔のオプションもあるけれど、ここは生海苔押しです。
通常はこの写真と違い、醤油ラーメン+海苔飯、または、塩ラーメンに生海苔+卵かけご飯というチョイスが多いです。

場所と営業時間

https://goo.gl/maps/cqnW8oGagDKsYjqX7

昼 11:30~15:00
水曜日が定休日で、第二火曜日も定休。
そして金・土・日の夜営業も!

無化調とかんすいを使わないのが特徴

最近は化学調味料を使用しないお店も増えました。この近所では、『ORIGAMI』が有名でしょう。居抜きで入る前の『ふくろう』と同じ店主だった『匠』のあった場所です。ここもいずれは記事を書くと思います。
反面、魔法の白い粉を惜しげもなく、いや、隠しもせずぶっ込む○ー○ン○という店とか、態度の悪さも際立つけれど浦和のソウルフード扱いの○○という店とは対照的です。

無化調だからといって、ラーメンが健康にいいとは思いませんが、安心して食べられるとは思います。今どきではこだわりのないラーメン屋のほうが少ないと思うものの、ここも十二分にこだわり、考えて作っていると思います。

さっぱりの中に複雑な味わいを感じる(としか表現できない程度の味覚)ラーメンです。
細麺はかんすいを使っていないといいます。少々崩れやすいとか、小さくちぎれた麺もありますが気になるほどではありません。開店して間もなくの頃は今よりボロボロしていた印象だからノウハウも貯まってきたのでしょう。

開店当初はチャーシューではなくてミートボールだったのですが、少し前からチャーシューに変わりました。食材にはこだわり、調理は丁寧に…というのを感じます。

最近は、夜営業も開始!

金曜、土曜、日曜だけ、18:00~20:30の夜営業もあります。

昼間は並ぶか並ばないかのギリギリくらいでけっこう繁盛してきました。
そういう店がこういうブログとかで少しずつ客が増えて自分が入りづらくなるのは嫌なのですが(笑)、自分の押しの店には流行ってもらいたいという複雑な気持ちもあります。

それが夜営業もはじめました。
日は限定です。そして、メニューも限定。カレーラーメンしかありません。

乗っている具材は多少変わるみたいです。写真は人参がありますが、今日はプチトマトでした。カレーもスパイスの調合をしているみたいです。カレーラーメンをやると匂いで他のラーメンが霞んでしまうからとのことで、カレーラーメンは夜だけ。そして夜はカレーラーメンしか無いというスタイルです。

駅から遠いし駐車場があるわけでもなし

地元民向けですが、もったいないな~。ぜひ、多くの人に来てほしいです。
店主一人での営業ですが、まじめそうで感じの良い人です。