たまには頼んでみたいカクテル
ボイラーメーカーという由来は、ボイラーの仕事に従事していた人が酔っぱらうために飲む酒だとか、ボイラーが燃えるようにカーッと熱くなる(度数が高い)酒だとかの説があるようです。
ビールとウィスキー。アメリカ生まれなので、バーボンでしょう。
ビールはグラスにってことで、ジョッキなのか大きめのグラスなのかよくわかりませんが、そこにバーボンを45mlですから、けっこうな度数です。
日本には、健康飲料という名前でホッピーという飲み物があります。
プリン体がないから、健康飲料らしいですが、ほとんどの人は焼酎を割るために使います。
ビールよりも安上がりで酔っぱらいやすい、ビール風飲料として、かなり昔から飲まれていたようです。
このボイラーメーカーも似たようなものというのか、ビールに安バーボンを入れて度数をあげ、酔っぱらうための酒にしたことがもとにあるようです。
なかなか頼みづらいカクテル?
いわゆる「グラス別々のスタイルで」というもの。
通常は頼みづらいというか、バーテンダーが混ぜた状態で出してくれるお店もあるでしょう。
バーテンダーはアーリータイムスをチョイス。
ビールとショットのグラスの2つを出してくれます。
自分でドボン!
溢れるのを写真になんて撮ってないで、そのまま一気の飲み干すのが基本です。
わかってたので、寛大なバーテンダーは光まであててくれて、こんな感じってのが見えやすくなっています。当然、普通に溢れますから、オーセンティックなバーどころか、普通のバーでは頼みにくいです。
アメリカンな感じで、合わせてみました。
沈んだダムから橋とか墓石とか学校とかが出てくるように、ビールを飲むと中のグラスが見えてきます。グラスにはバーボンが多めに残っていますから、下のほうにいくと濃くなりますが、ホッピーのように(中と外)継ぎ足して飲むってことはないようです。
某漫画によると、このあとここに1万円札を入れて「あとはみなさんで…」とかいってグラスを滑らせて返すってのがかっこいいみたいですが、それはやりません。