WindowsImageバックアップのリストアが失敗する / WindowsServerバックアップのリストアが失敗する
WindowsImageバックアップでリストアをしようとして失敗しました。
環境としては Windows 10 Professional のクライアントHyper-V上のWindows 10 Enterpriseのリストアですが、他の場合でも同様と思います。
合わせてWindowsImageバックアップ/WindowsServerバックアップのTipsも書いておきます。
単純にエラーの理由を知りたい人は、記事の最後まで進んでください。
内部エラーが発生しました。エラーの解決に次の情報が役立つ可能性があります:システムに接続されたデバイスが機能していません。(0x8007001F)
これが一番出やすいです。
ネットワークからリストアをするところでリストアが開始しません。
内部エラーが発生しました。エラーの解決に次の情報が役立つ可能性があります:
システムに接続されたデバイスが機能していません。(0x8007001F)
システムイメージを復元できませんでした。
リストアする際に使うインストールディスクが一致しない場合 ( Windows 10 のリストアに Windows Server 2016 の媒体を使った場合など ) には、以下のようなエラーが出ます。
システムイメージを復元できませんでした。エラーの詳細:ハードディスクを復元する準備を完了するには、コンピューターを再起動する必要があります。
続行するには、コンピューターを再起動して復元をサイド実行します。
(0x80042403)
もうひとつ、リストア用のハードディスクのドライブをHyper-Vで物理ハードディスクを接続してそこにあるイメージからリストアするようなケースです。
システム ディスクの回復に使用できるディスクが見つかりません。次の操作を試してください … 長いから書いてられるかっつーの! 以下略
リストア方法と Tips
まずはネットワークドライブにバックアップしたもののリストアです。
ネットワーク上のシステムイメージを検索する を選びます。
この「ネットワークに接続しますか?」で「はい」をクリックしてから、IPアドレスの設定をします。これで「はい」を押す前に設定すると、まだネットワーク関係のサービスが起動していないためにIPアドレスが設定できないケースがあります。
「はい」を押して以降で Shift と F10 を押します。
その間に「コンピューターをイメージの再適用」が出てしまっても問題はありません。また、そのダイアログを待ってから設定しても問題はありません。
(Shift + F10 でコマンドプロンプトが現れます。)
コマンドでは、接続しているインターフェースを確認します。
netsh interface ipv4 show intarface
このあとのIPアドレスを設定するときの値を見ておきます。
ここで、多くの説明では、「名前」にある name=”イーサネット” を指定しろとあるのですが、Idx にある数字でも設定は可能です。
netsh interface ipv4 set address name=3 static (IPアドレス) (ネットマスク)
同じセグメント内ならゲートウェイはいりません。
ちなみにIPアドレスは秘密というほどの情報ではないと思っているのでそのまま載せておきます。(もし、内部に接続されたらマシン名やらIPアドレスなんて、マシンのDNSの設定をたどるとか arp -a でテーブルを見るとかすれば、簡単にわかるもの。グローバルなら whois があり、プライベートなら数は限られます。家の表札に住所を書くような程度のことで騒ぐもんでもありません。
このあと、ネットワークドライブにある『コンピューターイメージの再適用』でネットワークドライブを指定したときに、先程のエラーが出ます。
なお、物理ディスク(USB接続のハードディスクも含みます)をHyper-Vのゲストに接続する場合は、まず、そのドライブをオフラインにする必要があります。
コンピューターの管理、または、ディスクの管理(diskmgmt.msc)を起動してドライブをオフラインにします。そうすると、設定画面で「物理ハードディスク」が現れます。
オンラインといえば、『ソードアート・オンライン アリシゼーション』の三期があまりにあっさりで、え? という感じです。ラースのアスナ様は数ヶ月待たされた挙げ句に、10月まで待機ですか? いや、そこか?
それにしてもすごかったのはアドミニストレータですね。なぜ、ずっと全裸? 全裸はいいけれど、あの絶妙にB地区と(検閲)を髪が隠すのを見ていると、その器用な髪も含めて攻撃すればキリトくんも負けていた…いや、キリトくんはアレを見てよく前傾姿勢にならないな…とか思ったり。(高校生のくせに。)いや、あれか、三刀流でスターバーストストリームがある! 「よもや、剣が3本とも金属ではないとはね…」と。
オフラインでマウントしたドライブの場合は、以下のようになります。
詳細を見ると、以下のようなエラー内容が出ています。
ずいぶんひっぱったけど原因はここです
リストア先のハードディスクの大きさが、リストアするイメージのハードディスクより小さい場合に起こるエラーです。
この場合、ディスクは空き容量を含みます。
つまり、リストア元のディスク(Cドライブとベアメタル情報を取ったのなら、例えばCドライブは空き容量を含むサイズ)が120GBだとしたら、使用済みが25GBで残りが空きだったとしてもリストア先には120GB以上のディスクが必要です。リストア先がHyper-Vの仮想ディスクで可変としていた場合、実際に使われるのは使用分だけになりますが、確保するディスク容量の値としてはリストア元よりも大きくなる値を入れておく必要があります。
240GBのHDDがついているマシンをバックアップしました。使用量は25GB程度でした。
それを忘れて、以下のような80GBにリストアしようとすると今回のようなエラーとなります。
バックアップされた容量や実際の使用量ではなくて、定義したドライブの容量より大きなドライブを用意して、そこにリストアしてください。