2019年皐月賞はサトノルークスから
思ったより人気でないですね。よかったです。
この5年くらいでローテーションとか前走という要素が関係なくなり、ぶっつけだろうが大丈夫、せっかくのトライアルが台無しというレースも増えてきました。以前なら皐月賞やダービーへは弥生賞勝ち馬が有望なんて時代もあったのに、共同通信杯から直接の馬は来ないという時代もありました。今は関係ないですね。
サトノルークスを押す理由
今回、デビューがマイルとかそれ以下の馬、マイルまでしか勝っていない有力馬もいるという状態。皐月賞、ダービーを見据えるなら1800mか2000mでデビューをしてほしいです。ペースが違うとか、馬がそういうレースを覚えてしまうとか、馬と会話できるわけじゃないけれどそれらしい理由は書けるものです。
ここに来て2000mが初の距離となる馬は未知の部分を走るわけだし、このレースに限らずクラシックのようなGIでは本番で乗り代わる馬にいいデータはないとか言っても、これも自分で最初に書いているように、ここ数年では変わっているかもしれなくて、データなんてものは後付です。
ここは、ピックアップしたい理由を見つけてみました。
サトノルークスを押します。馬の成績の3連勝、連対率100%という点は評価してもいいはずです。前走、負かしたアドマイヤジャスタがホープレスSで今回一番人気と思われるサートゥルナーリアの2着で、ともに0.2秒差という点からすればサトノルークスとサートゥルナーリアの差が大きいとは思えません。使うレースが減り、負け無しの馬や連対率100%の馬が増えてくるレースだと、3着以下がある馬については評価を下げます。ヴァロックスの4着は着差も少なく他馬に寄られた等あるので普通なら下げないですが、ここでは難癖つけていろいろな馬を切りたいのです。(笑)
すみれSが路線から外れるところとは言っても、2000m以上を経験している点はプラス。調教後馬体重から減ってくるであろうことも、相手強化を考えて絞って作り込んできたと判断。池添は好きな騎手ではないものの、4戦目で初の乗り替わりがないという点もプラス材料。
サートゥルナーリアがぶっつけで本命はダービーではないかと思う点はあるものの、調教も長めだけれど少し控えた感じにも見えるので悪いほどではないけど絶好調にはしてきていない印象。デビューがマイルな点は気になるものの、2000mの重賞勝ち。でも、そのホープフルSは年初マイルの頃を含めてその後がホープレスな結果になることも多く、あまりいいレースではないと思います。血統を見ればサートゥルナーリアもサトノルークスも超良血。ロードカナロア産駒は距離も持つし、あのスピードにシーザリオという牝馬だから魅力は高いです。対するサトノルークスも良血外国GI勝ち牝馬にディープインパクト。この点では負けていません。
ローテション、血統からすればダノンキングリーの2番人気も納得。マイル2戦のあとの1800mだからそのあたりにケチを付けるくらいしかありません。この馬、走破タイムもいいです。サートゥルナーリアより上にとりたいくらい。こちらもディープ産駒。
馬券的にはサトノルークスの単・複だけにするか、馬連かワイドで総流しにでるか、そんな感じに、
◎サトノルークス
と考えています。
予想の印としては、少し奇をてらいつつも、
ダノンキングリー
ヴェロックス
サートゥルナーリア
ランスオブプラーナ
トライアル組を含めて、他の馬は評価を下げます。
期待してます、予想 → ROAD TO SENDAGAYA
(14:39 追記)
サートゥルナーリアは強そうです。ただ、勝ち時計が疑問なので、ここではあえて切るか。
ヴァロックスの芝追いは体重減を気にしたのかも。
ダノンキングリーは走破タイム、調教ともにいいですね。
シュヴァルツリーゼは今後の成長に期待したいけれど、ここではまだと見ておきます。
ラストドラフトがけっこういいです。前走は馬場でしょう。柔らかい馬体に感じて、これは魅力的。
ここではここまで人気ではサートゥルナーリアは押さえまでにして、以下の順で評価します。
ダノンキングリー
サトノルークス
ラストドラフト
こんな感じで、馬券はサトノルークスから。
(パドック見て)
サートゥルナーリアが断然だと思います。
◎サートゥルナーリア
○サトノルークス
△ラストドラフト
△ヴェロックス
△ダノンキングリー
2-12、11-12だけ買って、2-4-7-11のボックスで。