シルヴィウス ロンドン ドライジン (SYLVIUS GIN)

投稿者: | 2019年4月11日

オレンジのビターを感じるおいしいジン

行きつけのバーで勧められて飲んで、美味しいと思って3本買ってみたジンの1本。

正統派という書き方をすると、何をもって正統というのかという話になってしまいます。ジェニパーベリーを感じて、あとはスパイスなり薬草なりという、最近の奇をてらってないかと思うようなクラフトジンとは違う…とか、これも表現が適切ではなさそう。

特徴であるオレンジの皮を使ったという部分で、これがまたどっさり使ったんじゃないかと思うくらいに最初のパンチはオレンジビターな印象です。テイスティングができるほど舌も鼻も肥えていないのですが、まずは、かなり美味しいジンだと感じます。
タンカレー・ラングプールが1番なので、その次くらい? バーテンダーがカクテルにしてくれるなら、タンカレー・マラッカが1番ですが、直近で復活したフローラルなマラッカではなくて、数年前に10万本限定で復活したほうです。そういえば、ラングプールも瓶が変わったらフローラルな感じになってしまったようです。

このシルヴィウスは、ストレートやロックで飲んだときに残り少なくなってくると薬品っぽい雰囲気が出てしまい、そこは少々残念。スパイスな感じは消えないので腰砕けにはならないのはいいです。

それを差し引いても、ファーストインプレッションのオレンジでビターはとてもいいのです。

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