ハードディスク交換してみた ウェスタンデジタル WD80EFZX から HGST 0S04012

投稿者: | 2018年12月7日

ハードディスクのレビューというより感想です。

WD80EFZX [3.5インチ HDD 8TB WD Red シリーズ SATA6Gb/s
2018年07月03日 27,550 円(ヨドバシ)

Deskstar NAS 7K8000 正規パッケージ版 3.5インチ 8TB 7200rpm 128MB SATA3 6Gb/s HelioSeal(ヘリウム充填) 0S04012 (HGST)
2018年11月 3日 29,801円(NTT-X)

shuttle SZ170R8にcore i5 7500を載せて、電源を300Wに、筐体をR6にしたというマシンを使っています。ここにSSD 2個とHDD 2個を搭載。

HGST 0S03663 ( 7,200rpm / 3TB ) 2台のうち、1台を WesternDitigal WD5001FFWX ( Red Pro 7,200rpm 5TB )に変え、もうひとつを WD80EFZX ( Red 5,400rpm 8TB )にしました。
やっぱり 7,200rpm に統一しようかなと WD80EFZX を 0S04012 に交換です。

これを書いている2018/12/7現在では、0S04012 はamazonの在庫がないですね。

amazonとNTT-Xでは3万を切る程度の値段で売っていて、当時は1円単位で下がっていくチキンレースをしてました。

その当時のキャプチャがこれ。

お買い得感ゼロの1円割引キャンペーン。このあと741円引きの時があり、ここかなと買ったのが2018年11月 3日 29,801円のタイミング。
故障率が少ないとの情報もあるHGSTの7,200rpmのディスクです。そして期待のヘリウム充填。

購入を検討されている方は、3万切るあたりまで待ったほうがいいだろうという感想です。

WD80EFZXのほうは、5,400rpm 8TBのRedですが、後継の WD80EFAX が amazonだとこんな感じ。

元の、WD80EFZXはやたら高いです。

少々気をつけてほしいのは、後継のWD80EFAXはヘリウム充填ではなさそうな点。
「なさそう」と曖昧に書いているのは、ネットで検索するとヘリウム充填モデルのような形状のものもかなりヒットします。WesternDigitalのサイトでも判断できませんでした。実際に買ってみないので不明。

ちなみに、ディスクを比べてみるとこんな感じ。
基盤も一緒に見えます。

スペック的なものは色々なサイトでレビュー等あるので、そちらを見てもらえばいいでしょう。ここではもっと体感的、主観的なものを書くつもりです。

ブートドライブやメールのデータを置いているところ、仮想ゲストの置き場所はSSDです。
HDDはデータ保管用。画層ファイルやISO等、色々あります。

WesternDigital WD80EFZX Red 5,400rpm 8TB を使ったときの感想。
5,400rpmは遅いというイメージを持っていましたが、それよりは早かったです。
これを触っている時点では7,200rpmと同じくらい。
最初の初期データコピーの際には「全然速度は問題ないんじゃないか?」というくらいの感想です。

shuttleの窒息ケースはフロントの2.5インチベイを開けて、後ろは低速静音ファンという運用。さらに電源は300Wに交換済み。
大量コピーや初期のWinDFTで全チェック時こそ50度超えるあたりですが、それ以外は問題なし。

はっきりいって、かなり静か。無音と言うと言い過ぎですが、袖机にあたる位置に置いたら音がわかりません。購入後しばらくは、キャリブレーションのようなクククという感じの音や、ククククカコッみたいな音がしましたが、いつの間にかしなくなっています。
ヘリウム充填ではない WD5001FFWX も結構静かだったんですね。

海門のバラクーダ(7,200rpm / 2TB)を何台も買ったことがあり、そのシーク等の音と、なにより低音で震えるブーンという音に悩まされHGSTに転向しました。HGSTにしても7,200rpm の 2TB / 3TB という時代には、いくらか、この低音は続きました。
振動を相互に相殺する…みたいな記述があったものの、低い音が部屋の中にごくわずか響いているというのか、何かが共鳴するかのように気づくとブーーーーーンという音が聞こえていました。(筐体に重りを貼り付けてたり、ネジをゴムつきにしてもあまり改善しなかったものです。)

ヘリウム充填換装後は、それはなくなっています。これは素晴らしい。

それを HGST 0S04012 に交換してみました。

WinDFTは必ず実行します。ディスクもSSDもメモリも、買ったらまずは全チェックです。なぜなら、一度自分のデータを入れてしまったHDDやSSD、USBメモリは保証期間であっても交換せずに破砕廃棄するポリシーだからです。
初期不良をしっかりチェックしてから組み立てます。
これのデータコピーはUSB 3.0接続でやりました。この時は55度を超える熱を持っています。
こちらにしても、音が静かなことは変わりなく、7,200rpmであってもヘリウム充填なら静音です。こちらもキャリブレーションらしきものはありました。いつの間にか、その音はなくなっています。WD80EFZX よりも早く、音がしなくなった印象です。

使用しての体感は、7,200rpmのHDDをSSDと比べることは無茶ですが、今までの7,200rpmのものより気持ちだけ早いかなという感じ。5,400rpmのRed WD80EFZX と比べても、あまり違和感はないものの大量画像ファイルのサムネイル表示とか、インストール媒体のISOコピーでは速度が上がっているように思います。通常のファイルを探す程度やコピーの程度だと差異は感じません。(そりゃそうだ)

WesternDigital WD5001FFWX 5TB HDD Red Pro は型番変わったあとで、15,980円で出ているのを見つけて買ったものです。

気持ちのレベルだけれど、5,400rpmのHDDにするなら7,200rpmにしておいたほうが良い印象です。本当に保管庫だけなら要りませんが。

それにしてもヘリウム充填はオススメです。HDDの音が気になる人、特にシーク音より低音のブーーーーンという音が気になる人には。

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  1. ピンバック: SSDその他の価格動向 – 湘南藤沢.ネット

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