オークスを予想してみました

投稿者: | 2019年5月18日

今回は既に決まっています

◎ラヴズオンリーユー
○コントラチェック
△シゲルピンクダイヤ

ラヴズオンリーユーとコントラチェックは仲間内でのペーパーオーナーゲームの持ち馬で、どうやら1番人気と2番人気になりました。(変動中。5/19 12:56で 1番人気4.0倍と3番人気5.5倍) それならこれらをはずしては買えません。シゲルピンクダイヤは桜花賞で馬券が当たったときに、オークスでも押さえようと思っていたから入れます。

たぶん、変えることはありません。
調教を眺めた結果でも、選んだ3頭で確実とは思いませんがこのチョイスに落ち着いてしまいます。それぞれに不安もあるものの、その3頭にしておきます。

さて、こちらのデキるイケメンは何を選ぶのか楽しみです!
→ https://road2dagaya.tokyo/

(パドック見て追記)
パドックではコントラチェックとシゲルピンクダイヤがとても良く見えました。
ラヴズオンリーユーもとてもよく心配だった輸送もクリアした模様。
これなら、この3頭で買います。はじめての府中、左周り、長距離輸送とか、それぞれあるけれどなんとかしてくれるでしょう。

ダノンファンタジーは入れ込み気味の硬め、クロノジェネシスも魅力は感じませんでした。
買いませんが、パ毒ではシャドウディーヴァ、ウインゼノビア、ウィクトーリア、ビーチサンバが良くは見えましたけれど、それだけでは上位に来るのは厳しそうとか、距離持ちそうもない体型とか。

馬券はラヴズオンリーユーとコントラチェックとシゲルピンクダイヤでボックスにします。

オークスの傾向

昨今はローテーションはあまり関係ないとは言うものの、ここに来るなら、桜花賞とフローラ組を有力とすべきでしょう。これは例年の傾向でもそう。3歳になって初めてのGIレースになる桜花賞と違い、1ヶ月半後のオークスに出るほどの馬なら、桜花賞というGIを理由もなくスキップするはずはありません。
今回は、桜花賞1着馬がNHKマイルCに行きましたから、2着馬に注目しました。
ルメールの取り合いという理由があって…いや、体調ってことだっけ? 桜花賞をスキップしたコントラチェックはフラワーCからの直接でも減点しなくてよいでしょう。
桜花賞に出れなかった組の向かうフローラはトライアルGIIですから重視。桜花賞時点では賞金が足りないという、デビューが遅かったり怪我等の事情があったフローラの勝ち馬なら注目すべき。同じく、残念桜花賞と言われる忘れな草S組といっても、ここは忘れな草を勝って賞金を積んで出れるようになってきた1着馬なら、桜花賞に出ていなくても注目は必要です。ただし、桜花賞に出れない馬たちのレースですから、よほど力を見せつけて勝たないことにはオークスでは買えません。今回のラヴズオンリーユーは体調の問題で2連勝のあとに桜花賞トライアルを使えず、賞金で桜花賞にも出れず、忘れな草で(桜花賞組と比べるとずいぶんと)弱い馬たちを相手に、しっかり勝ってきました。

役者的には、桜花賞上位馬、フローラ勝ち馬、忘れな草勝ち馬から選べばよいはず。そんな気がしてきます。

また、オークスの特徴では、チューリップ賞で連対した馬には注目が必要。
チューリップは桜花賞路線の中でも一番重視すべきで、桜花賞と同条件で行われるトライアルであり、桜花賞まで中5週のローテーションなど強い馬が使う例が多いです。そして、過去の傾向からもオークスにつながります。

もうひとつ、オークスで注目すべきは馬体重。
420kg台であっても来る馬は来ます。上限としては480kgのようですが、430kg~470kgの間で、どちらかというと軽い馬がきやすいです。
皐月賞が2000mでダービーが2400mという20%しか距離が伸びない牡馬路線と違い、桜花賞が1600mでオークスは2400mという50%も距離が伸びる牝馬路線。忘れな草とフローラが2000mですが、どの馬も2400mは未知で、桜花賞組の場合は1600mまでしか走ったことがない馬もいるのです。
血統面ではサンデーサイレンス系が多い昨今、ディープインパクト産駒は距離の融通は聞くようですが、マイルや2000mまでがいいような馬のほうが多いようです。ダイワメジャーは皐月賞と天皇賞2000mを勝った強い馬ですが、マイルCSなど1600mのほうがベストだったと思われます。馬体もマイラーを感じさせるがっしりしたものでした。ヴィクトワールピサ産駒は距離は持ちそうですが、種牡馬としての実績は期待ほど伸びていないし、ハーツクライ産駒は距離は安心ですが、成長という意味では3歳春よりはもう少し育ってからのほうが芯が入って実力を発揮するのではないでしょうか。
血統と言っても、(サンデーサイレンス系ではないですが)マイルよりむしろ1200mのスプリントではないかと思うロードカナロア産駒では、あの強い強いアーモンドアイが2400mのオークスとJCを勝っているように、絶対確実というわけではないです。

ジョーディー


ポリトラックでまずまずの動き。逃げたい馬も数頭の中で1枠1番で逃げ宣言。うまく運んでも実力不足のところ、府中は2-0-2-0と優秀でも、楽逃げはできそうにないとなれば切りです。

クロノジェネシス


府中は2戦2勝。阪神JFを2着の上、桜花賞3着。血統面でも距離不安は少ないタイプ。十分に買い要素が散りばめられているものの、調教を見て切ることに。新聞での評価がいいものの、なにかピンとくるものがない迫力のない走りに見えます。

コントラチェック


いつもの藤沢流調教なので、それを差し引けばいい走りに見えます。柔らかそうで、逃げなくても良さそうなのに、逃げ勝ちのみ。北海道の洋芝もこなしていて、1800mも問題ないので距離は足りるでしょう。府中と左回りがともに初めて。いくら絶好調の天才レーン騎手でも、GIでの乗り替わりはプラスに作用するものではなく、特に予定がルメールだったことを考えれば好材料ではないはずです。
自分では買いますが、これは来そうだという気持ちよりも、来てほしいなという希望のほうが強いです。

シェーングランツ


この調教を見たら、悪いと言うほどではないけれど、軽すぎです。ここでGIに挑戦する立場とは見えません。成績も過去の栄光になってしまっているし、それでこの調教とは、馬の体調などなにか心配な材料があるのではないかと疑います。

エールヴォア


3歳の春だから、まだ完成はしていないのでしょう。調教はいいなと思う部分と、少々減点と感じる部分の差し引きでややいいくらいの印象。クラシックレースへの登竜門のひとつ、エリカ賞勝ちも評価したいけれど、一連の重賞の成績からすると勝負付けが済んでいる馬です。500kgを超す馬がオークスでは苦戦するあたりでも評価を下げます。

アクアミラビリス


調教を見て最後はとてもいい感じに伸ばしていて、大きく飛ぶ府中に向いていそうな走りです。距離適性もありそう。行き足がつかないスタートは心配なのと、馬体が細すぎる点が不安です。穴馬としては魅力がありますが、重賞では厳しそう、ましてやここはGIです。

シャドウディーヴ


調教はとてもいい感じで、血統も体型も距離適性は十分と見ます。穴馬として面白いです。調教と血統の成長力だけで買うなという気になるなら買えますが…という意味で、ここでは見送ることにします。前走も惜しかったものの、最内をうまく抜けたのに外を回って突っ込んできた馬にギリギリ負けたという点で、上位馬とは実力差もありそうです。

ダノンファンタジー


豪快にチップを跳ね上げるいい調教…に見えたものの、少々ムキになって走っているというか体の動きにスムーズでない印象があり、最後は少し落ちたようです。馬体と走りに距離の不安も感じるので切ります。

ウインゼノビア


調教の走りはとても良く見えたものの、差し引きすれば成績的にここでは足りないでしょう。

カレンブーケドール


調教は悪くない、ややいいというところ。でも、中2週だからそれでいいとしても、中2週のローテーションになるスイートピーSを勝ったところで、相手も弱かったと評価が上がらない上に、中2週だとレース間隔としては短いほう。成績を見ても、巻き返しはないでしょう。

シゲルピンクダイヤ


不安があるのか、前走もこんな感じの調教で、それでしっかり走るのだからたいしたものです。これは秋以降でよくなってくるはずです。蛇行するような走りがいいわけはないものの、なんとかこぎつけたチューリップを2着で桜花賞も2着。それならここでも2着は期待できそう。1勝馬で関東への遠征も初めてで左回りも初めて。でも、2着ならという点で押さえておきたい馬。

ウィクトーリア


パワフルな調教です。少し体が大きくて少し硬い印象だなと思ったら、調教映像の後半は大きく体を使って飛んでいる距離も持ちそうないい調教。逃げなのか差しなのか脚質もよくわからないものの、フローラの成績だけでは信用しきれないです。逃げるのは厳しく、指すにしても前走のようにはいかないであろう本番のGIなので、買うまでには至りません。

ラヴズオンリーユー


体質もあって間があき、賞金がなくて桜花賞を使えず、オークスのためになんとか忘れな草に出したらいい勝ち方。人気のとおりの勝ち方でした。初の遠征、初の左回り、輸送がよくなさそうなので心配は大きいです。調教の走りも芯が入ってない発展途上というところです。それでも前走からは上積みがあるようですから、正直なところでは秋が楽しみ。
勧めていいのかは悩むけれど、無敗の3連勝でここに進んできた馬を信じます。

フェアリーポルカ


調教がなかなかいい走りをしています。最後に集中力を書いたのか、これだというのにはほんの少し欠けますが、これでタイムがでているのだからかなりいい部類でしょう。成績的には見劣ります。初の遠征&左回りで府中に来た前走のフローラが5着。距離はステイヤー体型にはみえないもののこの中で言えば持ちそう。むしろ470kgを超える馬体重となるとオークスでは来づらいです。
穴馬としては面白いとは思いますが、思うくらいまでにしておきます。

ノーワン


血統的に距離は魅力のはずが、この馬が勝った重賞は1400mだったり、調教も魅力を感じたところとイマイチな印象が同居です。来ないパターンの480kg台の馬。成績的には買えません。

ビーチサンバ


調教映像の最初は、なにこれ…と思ったものの後半がすごくよく見えます。マイラーの匂いがするものの、府中適性はありそう。差し引きで、さらに外枠を引くと、買えないという印象。

メイショウショウブシ


調教がいい感じには見えるので、おっと思ったものの、成績を見れば買いづらく、距離適性も不安があり、買えません。

フィリアプーラ


桜花賞15着。そこからの巻き返しを期待できるほどの調教でもなく、買えません。