Thundebirdでmaildir形式(1メール1ファイル)に変換したときのメモ(エラー対応)

投稿者: | 2020年11月8日

Thunderbird 68 にて、mbox形式からmaildir形式への変換をしました

今は78が最新のようですが、メイン利用のマシンはSubject Cleanerの対応の対応版が出ていないので、68のままです。
メールをmbox形式からmaildir形式に変換する作業をしてみたので、そのメモです。
今回、画面キャプチャはありません。というか、ものがものなので、文字だけでやれる人だけがチャレンジしたほうがいいようにも思います。

前提


Thunderbirdは68です。
複数アカウントで利用しています。そのアカウントはすべてPOPです。IMAPは使っていません。

結論


変換は問題なくできました。
日本語名の入ったフォルダーで設定が変わってしまうこと(ロストはしなかったです)と、そのままでは「送信トレイ」と「下書き」に書き込めないエラーが出て少し困りました。

変換作業の手順


その前に、今後作るアカウントがmaildir形式になるよう設定をしておきます。

全体の設定(今後作る新規のアカウントの設定)は、「ツール」「オプション」の『索引データーベース』の中にある『新しいアカウントのメッセージ格納形式』のところで選べます。ここを変えるだけでは、既存のアカウントのフォルダの変換や設定変更はできない点に注意してください。

使用中のアカウントがどうなっているか(mboxでしょうけど…)は、設定は各アカウントの「サーバー設定」の「メッセージ保存」にある『メッセージの格納形式』のところにあります。

初期の状態ではこれが変更できません。
ここの変更は、先ほどの「ツール」「オプション」の『索引データーベース』の下にある『設定エディタ』のボタンを押して、表示された設定の中から、mail.store_conversion_enabled を true にします。
これをすることで、各アカウントの設定にある『メッセージ格納形式』がグレーアウトから選択できる状態に変わり、mboxからmaildirに変換が可能になります。

変えたら変換が走ります。いきなりやる人もいないとは思いますが、作業前には Thunderbird のメールフォルダ全部をバックアップしてから実施したほうがよいでしょう。

結果


やってみたところ、以下のような状態でした。

  • 変換すると、アカウント事に変換完了時、Thuderbirdが再起動されます(面倒)
  • 変換にはそれほど時間はかかりませんでした(SSDだから)
  • フォルダ内の未読メール数はおかしくなるかもしれません(未調査)
  • 格納フォルダ名に日本語を含むものがひとつあり、以下の問題発生
    • 変換時にエラーとはなりません
    • 変換された-maildirフォルダは作られていました
    • 中身の足りない文字化けしたフォルダも作られ、Thunderbirdの設定が文字化けしたフォルダをアサインしています(設定がおかしい)
    • 手動で「サーバー設定」の「メッセージ保存」のメッセージ保存先フォルダーを手動で変更すればメールが確認できます。(変更の必要があります)

変換前のmbox形式のファイルが格納されたフォルダはそのまま残ります。
アカウント名に-maildirがついたフォルダが新たに作られます。
問題がなければ元のフォルダは消してもいいということでしょうし、安全な変換のために元フォルダを残してあるとは思いますが、容量が倍になるのは気を付けたほうがいいかも

ネットではエラーとなることが多いとか書いているサイトもありましたが、うちはエラーは出なかったです。

はまりポイント 送信済みトレイに保存できない、下書きに保存できない


ただし、問題もありました。
「送信済みトレイ」と「下書き」への書き込みにエラーが出ました。
メールを書いている途中に保存しようとしてもエラーで保存できません。
送信したあとに送信トレイに保存できないエラーが出ます。(再試行など出ているボタンを押しても、そのメールを保存することはできません。)

これについては、「送信控えと特別なフォルダー」でフォルダーを明示してもだめでした。(設定変更して再起動してもだめでした。)

色々触っているうちに気付いたのは、『既存の「送信済みトレイ」と「下書き」フォルダーの中身を、Thunderbirdで一度表示する』ということ。これをしたら、問題なく保存できる(される)ようになりました。