マイクロソフト エルゴキーボード 5KV-00006 など

投稿者: | 2018年12月18日

エルゴキーボードで腕の負担が激減

一時期、タイピングのしすぎで腕と指がきつかった時代があります。
職業柄ということもあるし、プライベートでもとにかくパソコンの前にいる時間が長かったから。

最初は近所のスーパーヤブ医者で湿布をもらっていましたが、そんなのを1年以上貼り続けたら、貼って5分で痒くなり、30分で水ぶくれのようになり数ミリの水疱ができまくる体質になってしまいました。
その後は鍼治療とエルゴノミクス・キーボード。

Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006

現行機種でおすすめは Microsoft の Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006 です。

最初に購入したのはもっとサイズが大きくて形状も違っていました。
こんな進化する前でもエルゴの効果は大きかったです。
この中央で別れたようなデザインと、キーの配置が斜めになっていること、傾斜が付いていることの効果は絶大です。

極端な表現をすると、通常のキーボードでは肘を体につけるように(すぼめるように)打っています。これは手首や指、そしてなにより肘と肩に力を入れているようなもの。肘が自然な形で外に出ることで肩や手首にも負担が減る、いや、激減すると感じるこのキーボードは素晴らしいです。

当初、通常キーボードを2つ接続の上、段差をつけて配置し、左右の手でそれぞれ半分ずつ使うことを試してみました。それだけでも負担が減ると感じたものの使いづらいです。大昔にこういう斜め配列のパソコンかワープロかがあって、使ったときに楽だった記憶を思い出していたのです。それで探し出したのが Microsoft のエルゴ。

腕全体への負担が激減します。(個人の感想ですが、指、腕、肘の痛みが治まりました。)

このタイプはUSBの無線ですが離れているとか机の下にパソコンを入れているというのでなければタッチを認識しないとか、余計な入力がされる等はありません。他にも電波が飛んでいるであろう場所で机の下に入れたパソコンにレシーバーをつけた状態で、机の上で使うと稀に打った文字が入らないことはありました。
手前側をリフトする部品が付いていますが、これは背の高い人でないと使わないでしょう。背が高いとか座高が高いとか、打っていて手首が下がってしまう人の中には、手前が上がったほうが手首の形が自然になるので使いやすい人もいるようです。
手前のパームレストはけっこう汚れます。通常の手あかでは汚れませんが、食べ物の飛んだ跡とかは残りやすいです。

Natrual Ergonomic Keyboard 4000 B2M-00029 有線のもの

有線タイプがいい人はこちらがあります。
Natrual Ergonomic Keyboard 4000 B2M-00029

これも4台買いました。以前はこれを使っていました。
テンキーも含むのでけっこうなサイズになります。邪魔…という意見もわかります。
キータッチの感触は悪くはないけれど、従来のストロークの長いキーです。
このあたりは好き嫌いとスペースの問題でしょうか。
Microsoftも徐々に製品が良くなってくる印象です。初期のタイプの背品よりは使いやすかったです。

前に買っていたやつはもう売っていないUSB無線のタイプで、それよりもキーの並びがなだからになり使いやすかったですし、キータッチの感じも変わって各段によくなっていました。5KV-00006 と比べてもそん色はないです。
その当時の製品だと携帯を近くに置いたりすると電波が邪魔されるとか、今よりは弱かった気がします。
それもあって有線にしたくて、これを買って使っていまいた。
大きいことと、やはり線が邪魔というのもあり、5KV-00006 に変えてからは戻っていません。

 キーボード マウスセット L5V-00030

先程の 5KV-00006 にマウスが付いている製品もあります。

キーボード マウスセット ワイヤレス/セキュリティ(暗号化機能搭載) Sculpt Ergonomic Desktop AES L5V-00030

同じセットでも初期の頃の製品を持っています。

キーボードのみと違うのは、当然、マウスがついていることです。そして、レシーバーがマウスに収納できること。レシーバーも少し大きめ。
キーボードのみの 5KV-00006 のほうはレシーバーはキーボードの背面の電池をいれるところ(磁石でひっついている蓋なので簡単に出し入れ可能)に格納します。セット製品はマウス側です。キーボードの同じ箇所は埋まっています。

このマウスは、かぶせ持ちをする人には向きません。
真上からかぶせるならいいのでしょうけれど、手首を接地させる感じに、かるくかぶせる(マウスの後ろ側にかぶせる)人は使いづらいです。マウス形状そのものも丸くて持ちにくい上に、正面から水平にクリックしないとひっかかりがあります。斜め上あたりからだとクリックのスイッチがまっすぐ押し込まれないためにぶつかっているんじゃないかと感じるような違和感と抵抗と音があります。

5KV-00006 も L5V-00030 も、テンキーのほうの電池は CR-2430 です。こちらの蓋はネジ。
キーボード本体のほうは 単四電池2本 で磁石で止まる蓋です。
何かで持ち運ぶときとか、長期使わないときに電池を外したいのでネジになっているテンキーのほうは残念です。

エルゴは使いにくいという人もいますが

エルゴキーボードはタッチタイピングができないとダメだというのは違います。
自分も以前は5本指x左右でホームポジションとかを意識したタイプをしていましたが、最近は指がバラバラで薬指のところを中指がカバーしたりして変な使い方をしています。
それでも問題はないから、慣れだと思っています。

気になるのは、Microsoft のサイトをみても、これらの製品が見つけづらいこと。
特にキーボードのみのほうはビジネス向けのページにあり、たどり着くことが困難です。
(検索したほうが早い。)

個人的な想像ですが、Microsoft がこれらを作り続けてくれるか疑問でもあり、ある日突然、打ち切りで製造しなくなるんじゃないかと心配をしています。それほど力を入れている分野とも思えないし、これを続けなくても企業としては問題ないでしょうから。
でも、続けてほしいです。

マイクロソフト エルゴキーボード 5KV-00006 など」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: またまたエルゴキーボード購入 – 湘南藤沢.ネット

  2. ピンバック: 価格ウォッチャー、ハードディスクとエルゴ気ボードと16ポートハブ – 湘南藤沢.ネット

コメントは停止中です。